2023/07/24
実験医学増刊号に総説を報告しました
ミスフォールドタンパク質は様々な神経変性疾患にみられる特徴で、治療標的としても注目されています。当研究講座の主な研究対象であるALSでも、主に核内に局在するTDP-43やFUSが、細胞質移行し凝集体を形成することが病理学的な特徴です。但しそのメカニズムは不明な点が多く、治療ターゲットとすべき構造や経路は不明です。今回、実験医学増刊「いま新薬で加速する神経変性疾患研究」で、TDP-43の稿を担当させていただきました。様々な先生の最新の知見を交えた報告が掲載されており、大変勉強になる1冊です。
https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/book/9784758104128/index.html